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お墓を持たないメリットは?

2021/10/05

近年、お墓に関する価値観が変化してきています。お墓は本当に必要なのか、お墓を持たないメリットについて考えてみましょう。

▼なぜお墓を手放すのか
お墓がいらないと思う人が増えてきた背景には、未婚率の上昇や少子化により、お墓を継ぐ人が減ってきたことがあります。

またお墓は管理も必要なので、それが家族の生活の負担になっている場合があります。

進学や就職でお墓のある土地を離れるかたが増加しているのも、お墓離れの理由の1つでしょう。

▼お墓は永代供養もできる
「永代供養」とは、お墓を継ぐ人がいなくなった場合でも、管理者が永代に渡って供養してくれることです。

永代供養してもらえば、親族はお墓の管理を一切する必要がなくなります。

一定期間祀(まつ)った後は、合同のお墓または合同の納骨堂で供養してもらいます。

ただし永代供養すると先祖代々の墓はなくなり、合祀すると遺骨を取り出すことはできなくなるので注意が必要です。

永代供養は33回忌までおこなうのが一般的。

永代供養以外では、樹木葬や散骨、納骨堂に入れるなどの方法があります。

▼まとめ
お墓を持たないと、管理しなくても良くなるというメリットがあります。数十万円の費用がかかりますが、永代供養という方法もあります。しかし、お墓は自分のルーツを示すものでもあり、心の拠り所になる場合もあるので、安易にはお墓を手放せません。お墓を持つか持たないか、まずは家族や親族との話し合いが必要でしょう。