お墓と納骨堂の違いは?
お墓と納骨堂の違いについて疑問をお持ちのかたが多いようです。そこで今回はお墓と納骨堂の違いについて見ていきましょう。
▼お墓と納骨堂の違い
お墓と納骨堂について、それぞれ見ていきます。
■お墓とは
お墓とは、おもに墓地や霊園に、墓石や墓碑を建てたものです。
先祖代々受け継いていくのが一般的ですね。
日本では遺骨を納める場所として認識されていることが多いです。
■納骨堂とは
遺骨を納めるお堂のことです。お寺の敷地内の、室内にあることが一般的。永代供養できる納骨堂が主流です。
納骨堂は、決められたスペースに骨壷を収めます。お墓に比べると、かなりコンパクトなスペースです。
お墓が戸建住宅だとすると、納骨堂は集合住宅に例えられます。
納骨堂には「仏壇式」「墓石式」「ロッカー式」など、さまざまなタイプがあります。
▼お墓と納骨堂のメリット
お次はお墓と納骨堂のメリットを比べてみましょう。
■お墓のメリット
お墓には次のようなメリットがあります。
・心の拠り所になる
・お供えが自由にできる
・広く認知されている
ただしお墓は屋外にあるので、雨や雪の日などはお参りしにくい場合もありますね。
■納骨堂のメリット
納骨堂を選ぶメリットも色々あります。
・費用が安い
・草取りなどの管理が不要
・天気の影響を受けない
納骨堂にもさまざまなメリットがありますが、お墓に比べれば認知度は低いので、「遺骨はお墓に納めなければならない」と納骨堂に反対するかたもいます。
▼まとめ
お墓と納骨堂のどちらを選ぶかは、遺族や親族の希望によります。お墓でも納骨堂でも「お墓参り」という点では一緒なので、しっかりと検討して決めたいですね。