お墓を建てる際の檀家制度について
お墓を建てる際には数々の手続きやステップが必要になってきます。
近年では檀家制度という言葉自体を知らない人も多くなってきていますが、檀家制度についてメリット・デメリットなどを
詳しく紹介していきたいと思います。
▼檀家制度とは
檀家制度とは、江戸時代の寺請精度が始まりといわれている制度になります。
特定のお寺の信徒や門徒になり、お布施や墓地管理料を納めてお寺を維持するための経済的な支援を行う家を檀家といいます。
特定のお寺を決めることによってお墓をそのお寺に置くことになります。
檀家になれば葬式、四十九日、回忌法要など行ってくれ、故人の霊を常に供養してもらえることになります。
境内にお墓を建てている寺院のことを菩提寺、そのお寺に属する家のことを檀家といい宗教儀式を取り仕切る役割として寺院は
欠かすことができません。
▼檀家制度のメリット
檀家制度に関するメリットをみていきます。
・手厚い供養を受けることができる
・法事や法要の依頼が優先的にできる
・葬儀や法事、仏事に関しての相談ができる
・いざというときにお寺やお墓を探さなくていい
・お寺は地域コミュニティの中心的な役割を果たしている
・お坊さんはよき相談相手になってくれる
▼檀家制度のデメリット
檀家制度に関するデメリットをみていきます。
・入檀する際には入檀料・お布施・寄付など出費がかかる
・お寺の修繕や改修などの際に寄付を求められる場合がある
・お寺のルールに従う必要がある
・変化していく宗教観やお寺の価値の低下なども考えられる
檀家制度にはメリットとデメリットがありますので、どちらの意見も把握したうえで検討されることをおすすめします。
墓石について疑問や相談したいことがありましたら気軽に当社へお問い合わせください。