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伝統的 家墓について

2020/11/15

お墓には色々な種類のお墓があります。
今回は伝統的な家墓についてご紹介していきたいと思います。
 
▼家墓とは?
〇〇家の墓や〇〇家先祖代々などといった家名を刻んであるものを家墓といいます。
そこの家の家族や親族の亡くなった人の遺骨を骨壺に入れて1つのお墓に共同で納めていきます。
家が単位になっており、家の先祖から子孫へと代々に渡り引き継がれていきます。
現在一般的になっている墓の形式になりますが、明治以降に増え始め火葬が庶民にも一般的になり、墓所を構えることができるようになってから広がったお墓の形態になります。

▼家墓の今…
少子化、非婚、離婚、再婚、事実婚などと、時代と共に先祖代々引き継がれていたお墓が限界を迎えてきています。
お墓を継ぐ人がいなかったり、親が亡くなってしまったが遺骨を納める所が決まっていなかったり、結婚したがお互い一人っ子同士なので両家の墓をこの先どうしたらいいのか、配偶者と死別してしまったり独身であれば自分は誰に弔われるのか、などといった問題も出てきます。
維持、管理、購入、継承などを考えた時に、そもそもお墓自体が必要なのかどうかの悩みも出てきます。
現代の日本は少子高齢化が進むにつれ、家墓を持続するのが難しくなってきている家庭もあります。
墓を継ぐ人がいない家族、宗教などの多様化を背景に、家墓に対し個人墓というお墓も増えてきています。

当社ではお役様のご希望スタイルに応じた設計やリフォームなども行っております。
お客様にとって本当に大切なものだからこそ、しっかりと心を込めて扱ってまいります。
お客様一人ひとりの想いにしっかりと寄り添い、深く理解した上で様々なご提案を行い、お客様からのご希望やご要望にもお応えいたしますので、遠慮なくお申し付けください。