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お墓の移動「改葬」とは?手続きの流れをご紹介

2020/10/08
「改葬」という言葉を聞いた事がありますでしょうか。改葬とは、ご遺骨を移動する事をいいます。

▼どういった時にお墓を移動する?
改葬が必要な時というのはどのような時なのでしょうか。お墓を移動する事になるので、出来る事なら行いたくないと考える方も多いでしょう。
例えば、実家から離れて働きだし、その場所に定着したはいいがお墓が遠すぎる為、管理出来ないというような場合には、改葬する事があります。普段のお墓の管理も出来るようになりますし、お墓参りも楽になります。
他にも、様々な事情によりお墓を移動せざるを得ない状態は生まれてしまいます。そんな時に、改葬は必要な手続きとなります。

▼お墓の移動の手順
お墓を移動するにはどのような手順が必要なのでしょうか。下記にまとめました。
■移動先のお墓を決めて「受入証明書」と「改葬許可申請書」を発行してもらう
まず、どこにお墓を移すかを決めて受入証明書をもらいましょう。役場で改葬許可申請書を受け取り手続きをします。
■「改葬許可証」を受け取り供養する
改葬許可証を受け取って、元のお墓で供養します。
■お墓を更地にして改葬先に遺骨を移動する
元のお墓を更地にしてから、改葬先の新しいお墓に遺骨を移動して供養します。

▼まとめ
今回は、お墓の移動についてまとめました。出来る事なら、お墓の移動は避けたいところですが、お墓を移動する事によってお墓参りしやすくなったり、頻繁に手入れやお掃除をしに行けるようになるのであれば、ご先祖様も喜んでくれるでしょう。
手続きは、元のお墓と改葬先のお墓の両方で行う事になるので少し手間がかかってしまいますが、長い目で見ると必要ならやっておくべきでしょう。ご先祖様も残された家族も、どちらも快適に過ごしていく為に改葬は大切な手続きです。